働くことに関するサポートについて

相談窓口

1. あいらいさ就業・生活支援センター (ナカポツ)

障害者の職業生活の自立を目的とした機関で、ハローワークや学校、医療機関、福祉事業所など地域のいろいろな支援機関と連携し、 仕事のことも生活のことも1か所で相談に乗ってくれます。障害の種類に関係なく利用することができます。

「ナカポツ」で受けられる支援
  • 就職に向けた準備

適性検査、履歴書作成支援、面接練習、ビジネスマナー研修などを行います。

  • 職場実習

3日〜2週間程度、企業や事業所で実習を行い、本人の適性や企業側の受け入れ体制確認をします。

  • 職場定着支援

就職した後も就業支援担当員が定期的に訪問して、仕事で困っていることや悩みごとの相談に乗ってくれます。

  • 事業主へのアドバイス

障害者が働きやすい環境を整えるために、企業に対して雇用管理のアドバイスをします。

月に1回程度ハローワーク大口で巡回相談も行っています。 対象年齢は、原則15歳以上から65歳未満です。

利用したいときは

  • あいらいさ障害者就業・生活支援センター
    • 住所: 霧島市国分中央1丁目4番23号
    • TEL: 0995-57-5678

2. 地域若者サポートステーション(サポステ)

障害の有無にかかわらず、働くことに悩みを抱えている15~49歳までの方が対象です。

(不登校、ひきこもり等も含む)キャリアコンサルタントによる専門的な相談、コミュニケーションの訓練、協力企業への就労体験などが受けられます。

ご家族や保護者からの相談も受け付けています。手続きなどしなくても気軽に相談できることがメリットです。

利用したいときは

  • 霧島大隅若者サポートステーション
    • 霧島市国分中央1丁目3-9馬場ビル(ハローワーク国分入口横)
    • TEL: 0995‐73‐7866

就労に関するサポートについて

鹿児島障害者職業能力開発校

障害のある方1の身体的または精神的な事情等に配慮した職業訓練を行う場所です。

自宅から通うことが難しい場合には、併設されている寄宿舎(男性: 50名、女性: 29名)の利用も可能です。

期間は全ての訓練科で4月〜3月の1年間です。

授業料

受験料・授業料などは無料です。

また、訓練期間中に「訓練手当」または「職業訓練受講給付金」が受け取れる場合があります。

これらの手当については、ハローワークにご相談ください。

訓練科一覧
訓練科名 定員 対象者 期間
情報電子科 10人 高校卒業程度注2 1年 (3月〜4月)
グラフィックデザイン科 20人
OA事務科 20人
介護福祉サービス科 20人 義務教育終了以上注3
アパレル科 10人
ワークトレーニング科 20人 義務教育終了以上の知的障害者
利用したいときは

最寄りのハローワーク、または

  • 国立・県営 鹿児島障害者職業能力開発校
    • 薩摩川内市入来町浦之名1432
    • TEL: 0996‐44‐2206

に相談してください。

就職活動について

障害がある方が就職する場合、一般の方と同じ形で就職する「一般枠」と、障害者雇用の制度を利用して就職する「障害者枠」の2つの選択肢が主にあります。

それぞれの違い、メリットやデメリットなど詳しくは就職枠の違いについてのページをご参照ください。

脚注

注2: 高等学校卒業(卒業見込みの者を含む)及び同等以上の学力を有する障害者

注3: 中学校など義務教育を修了した障害者

その他

  1. ここでの対象は身体障害者、知的障害者、精神障害者、発達障害者、難病のある方、高次脳機能障害者。