不登校などについて
Q1. 学校に行けない日が続いています。どうすればいい?
家族が一番の味方になって、どうして学校に行けないのか話を聞いてみることから始めましょう。信頼できる先生、教育相談員など学校でも相談できる人を見つけるのも大事です。
Q2. 不登校だけど、家にいると気分が落ち込んでいるように見えない。怠け?
まずは自宅だけでも安心して過ごすことができるのは良いことです。平気な顔をしていても言葉にできない不安や悩みを抱えていることも多いため、とにかくよく話を聞きましょう。学校に行きたくないのか、行きたくても行けないのか、体調が悪いのか、それぞれ対応方法は異なります。
Q3. 出席日数が気になるけど、学校は怖くて行けない。どうすればいい?
不登校のお子さんが学校へ行くためのリハビリとして、伊佐市教育支援センター(ふれあい教室)があります。
伊佐市教育支援センターでは、児童生徒と様々な活動を行いながら、社会との関わりを保ちつつ、心理的・情緒的安定を図り、心の力の回復を図り、学校への復帰へつなげることを目的としています。センターに出席すると学校への出席として扱うことができますが、あくまでも児童生徒の学校復帰を目指す教室となりますので、学校・教室・保護者が話し合い、短期・中期・長期の目標と指導方針を合意形成の上で利用することが重要です。
伊佐市教育支援センターを利用するためには、現在通われている学校にご相談ください。
Q4. 不登校だと卒業も進学もできないの?
不登校であっても、ほとんどの生徒が中学を卒業して高校に進学しています。自分に合う学校があるかどうか、よく調べてオープンスクールなどにも参加してみましょう。環境が変わったことで気分が切り替わり、全日制の高校に元気に登校できるようになる子もいます。
体調面などで通学が難しい場合は通信制高校を検討してみましょう。オンライン教育の進展で多様な学びが可能となっています。
Q5. 高校生で不登校だとどうなるの?
全日制高校が合わなかった場合は学年の途中からでも通信制高校などに転校できます。
元の高校にしっかり相談せずに中退してしまうと、登校した日数が単位に換算されずに同じ学年をやり直すことになりますが、毎月転入可能な高校も増えていますので、慌てずに今の高校に手続きをお願いしましょう。
通信制高校をはじめとして現在はさまざまな選択肢がありますから、いろいろ検討してみましょう。
このウェブサイトでは、進学のページで高校などについてもう少し詳しく紹介しています。